ニュース その他分野 作成日:2013年10月22日_記事番号:T00046531
経済部統計処が21日発表した9月の輸出受注額は384億2,000万米ドル、前月比5.8%増、前年同月比2%増で、3カ月連続のプラス成長だった。22日付工商時報が報じた。
プラス成長は主に、アップルの新スマートフォン「iPhone5s」、「iPhone5c」効果だ。情報通信機器は110億5,000万米ドル(前月比23.3%増、前年同月比16.2%増)と過去最高を更新。電子製品も93億4,000万米ドル(前月比7.8%増、前年同月比5.6%増)と過去2番目に高かった。
一方精密機器は29億2,000万米ドルで前年同月比17.8%減と、2カ月連続でマイナス成長だった。林麗貞統計長は、中国の液晶パネル自給率上昇に伴い、台湾域内メーカーが打撃を受けていると説明した。
地域別では、欧州向けが同15.6%増の74億4,000万米ドルで今年最高となった。アップルの新製品発売で情報通信機器の受注が伸びたためだ。林統計長は欧州経済の回復傾向の表れと述べた。その他▽米国、98億4,000万米ドル(同7%増)▽中国(香港含む)、95億7,000万米ドル(同6.1%減)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国、40億5,000万米ドル(同1.4%減)▽日本、33億2,000万米ドル(同1.4%減)──だった。
今後の見通しについて林統計長は、10月は情報通信機器と液晶パネルの伸び悩みで9月をわずかに下回り、今年通年でプラス成長は困難と予測した。
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