百貨店大手、新光三越百貨は４日、創業祭（周年慶）セールの売上高について、セール期間中の台北信義新天地は前年比７～８％増、既に終了した台中中港店は同５～６％増と、大型店が目標を上回った一方、台北南西店や台南、高雄の店舗は建物が古く、目標を達成できなかったと説明した。５日付経済日報が報じた。
同社の台湾全店の創業祭セール目標売上高は同1.5％増の200億台湾元（約670億円）で、各店が同１～３％の成長目標を設定している。
台北天母店は７日、創業祭セールをスタートする。24日までのセール期間の売上目標は５億8,000万元（同２％増）だ。予約販売は好調で、ブランド品は前年同期比16％増、化粧品は同10％増、客単価は３万6,000元に上る。
また同店は、周辺店舗の厳しい情勢を踏まえ、業界で初めて格安航空会社（ＬＣＣ）、スクートとの提携キャンペーン（総額150万元相当）を実施する。満20万元購入でシンガポール往復（先着３組）、25万元でソウル往復（同３組）、30万元で東京往復（同４組）のペア往復航空券の他、新光三越クレジットカードの指定金額利用で１割相当のスクート割引券を限定数贈呈する。
