高級ホテルが売上高の２～３割を占める結婚披露宴の需要増に伴い、吉日の料金を続々と値上げしている。晶華麗晶酒店集団（ＦＩＨリージェントグループ）は４日、１卓当たり２万8,800台湾元（約10万円）と、一気に5,000元、約２割引き上げた。５日付経済日報が報じた。
晶華は数千万元を投じて会場や映像音響設備をリニューアルし、料理もグレードアップした。来年は宴会の売上高が前年比３〜４％増えると見込む。
寒舎艾美酒店（ルメリディアン台北）は市場最高の１卓３万2,800元、Ｗ台北は２万9,800元、香格里拉遠東国際大飯店（シャングリ・ラ・ファーイースタンプラザホテル）は２万8,500元に値上げした。
ホテル関係者によれば、来年は吉日に週末が重なる「大吉日」が28日しかなく、今年より５日少ない。各ホテルが値上げする中、来年上半期の吉日はほぼ予約で埋まっているという。
