ニュース 商業・サービス 作成日:2013年12月24日_記事番号:T00047776
経済部統計処が23日発表した11月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前月比3%減、前年同月比2.3%増の1兆2,049億台湾元(約4兆2,00億円)で、同月としての過去最高を記録した。特に「自動車・二輪車および部品業」が、台湾生産の新車と輸入車の販売好調により卸売業で前年同月比18.5%増、小売業で同13.4%増とそれぞれ2桁成長を遂げたことが貢献した。また、小売業は全体で前年同期比5.5%増の3,359億元、飲食業は同4.6%増の313億元とそれぞれ11月としての過去最高となり、消費の好調ぶりを印象付けた。24日付工商時報が報じた。
小売業の中でもコンビニエンスストア、百貨店、スーパーマーケットなどを含む総合商品小売業は前年同期比5.9%増の939億元で、特に百貨店は改装効果と週年慶(創業祭)セールによって同10.8%増の327億元と高い伸びとなった。
飲食業では飲料店が店舗網の拡大、クリスマス関連商品の販売効果、ベーカリーの販売好調により同9.1%増の成長を遂げた。なお、レストランは結婚披露宴の需要期などで同3.9%増となった。
卸売業の売上高は前年同期比0.9%増の8,377億元で、11月としては過去2番目の高さだった。
今年1〜11月の商業売上高は13兆505億元となり、12月に1兆2,180億元を上回れば通年ベースで過去最高だった2011年の14兆2,685億元を超える見通しだ。経済部は、今年は春節(旧正月)前のセールが例年より早く、さらに自動車メーカーの販促強化、冬物商品の好調、モバイルデバイスの新機種発売がクリスマス、年末商戦と相まって、12月の売上高は11月を上回るとの見方を示した。
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