交通部観光局は23日、来年の訪台旅行者延べ850万人に向け、観光親善大使をトップモデルの林志玲（リン・チーリン）に任命した。林志玲は女優としても活躍し、日本や韓国、中国などで知名度が高い。24日付経済日報が報じた。
林志玲（右）は、台湾観光の力になれてうれしいと語った（観光局リリースより）
観光局は、林志玲が出演し企画にも関わった15秒のコマーシャルを日本で来年４月から放映予定で、他のエリアでも放映に向け調整中だ。林志玲が高雄市内を流れる河川、愛河や寿山国家自然公園、夜市（ナイトマーケット）など南部の観光名所を紹介する観光プロモーション番組「旅行心台湾（タイム・フォー・台湾）」の撮影がこのほど終わり、公式サイトやYouTube（ユーチューブ）、フェイスブック（ＦＢ）などインターネットで公開していく。
陳純敬・交通部次長は、訪台旅行者は今月21日に今年の目標770万人を達成しており、通年で798万人に達する見通しだが、800万人まで押し上げたいと語った。
