インターネットショッピング市場の開拓に注力する量販店大手の愛買（ａマート）は、同社のネットショッピングサイト「愛買線上購物」で生活用品から雑貨、生鮮食品まで約５万品目の商品を販売しており、「配達速度台湾最速」をうたい、生鮮食品で24時間以内、生活用品で９時間以内の宅配サービスを展開し、同業大手のＰＣホームやヤフー！奇摩に競争を挑んでいる。24日付経済日報が報じた。
愛買は今年、5,000万台湾元（約１億7,000万円）を投じて愛買桃園店を商品の物流センターとし、「クロネコ宅急便」ブランドの統一速達と提携してネットショッピング事業を開始した。
愛買の荘金龍営運長によると、６月のテスト営業開始以来、受注量は毎月２倍以上の成長を記録しており、12月の受注額は3,000万元に達したという。実体店舗に比べ客単価が高く、来年は同社全体の2.5%に当たる５億元の売上高、および黒字転換を見込む。
同社はネットショッピングでは難しい生鮮食品の低温配送も手掛けており、1,400品目以上を扱う。購入額588元以上で配送料が無料となる。
