ニュース
金融
作成日：2008年1月7日_記事番号：T00004792
生保の昨年１〜10月利益、過去最高水準
昨年１～10月の生命保険業界の税引前利益合計が908億3,900万台湾元（約3,000億円）で、過去最高水準に上った。10月末に株価指数が年初来高値の9,859ポイントまで上昇し、各社の利益に反映したことがプラスになったもようだ。保険事業発展中心の最新統計として５日付工商時報が報じた。
保険会社による域内株式への投資は10月までで過去最高の6,281億元以上となり、運用資金の8.44％を占めた。８月末と比べて268億元、昨年末比で1,454億元の増加だった。
域内不動産への投資も過去最高の3,391億8,700万元で、昨年末より336億4,700万元増加した。
第３四半期の利益は、大手の国泰人寿（キャセイライフ）が252億6,500万元、南山人寿が100億元以上など。
