第５世代（５Ｇ）の移動通信規格導入に向けた発展戦略を話し合う行政院の「５Ｇ発展産業策略会議」が22日に開かれる。行政院は５Ｇの実験ネットワークを構築し、業界が５Ｇ開発で先行できる体制を整える構えだ。13日付経済日報が伝えた。
江宜樺行政院長は昨年、今年を「５Ｇ技術準備元年」と位置付け、中国、韓国、日本などに対抗し、５Ｇ導入に向けた準備を開始する方針を表明していた。
策略会議は３日間にわたり開かれ、2020年ごろに見込まれる５Ｇ普及に向け、産官学の共通認識づくりを目指す。
５Ｇの実験ネットワークは、経済部が計画しているもので、業界の商品開発を政府が後押しする狙いがある。これは、３Ｇ、４Ｇの開発段階ではなかった試みだ。
