オンラインゲーム運営の紅心辣椒娯楽科技（カイエン・エンターテインメント・テクノロジー）と第三者支払いサービス「欧付宝（オールペイ）」を展開する茂為欧買尬数位科技（マクロウェルＯＭＧデジタル・エンターテインメント）は13日、戦略提携すると発表した。14日付工商時報が伝えた。
紅心辣椒の鄧潤澤董事長（左）とマクロウェルＯＭＧの林一泓総経理（右）。将来は多方面にわたる提携の可能性がある（紅心辣椒リリースより）
今回の提携により、紅心辣椒のオンラインゲームの料金決済に使われる「辣椒カード」のチャージを欧付宝を通じて行うことが可能となる。春節（旧正月）開けにも開始する。
紅心辣椒は今回の提携目的について、「ゲームユーザーをめぐる課金トラブルや詐欺が増える中、より便利で整った決済代行サービスを提供するため」と説明した。
一方、マクロウェルＯＭＧの林一泓総経理は、紅心辣椒傘下の中国のゲーム業者、上海布魯潘達網絡技術（ブルー・パンダ・エンターテインメント）が台湾での株式上場を計画していることに触れ、同社への出資に興味を抱いていることを明らかにした。
