ホテルや観光事業を展開する六福旅遊集団（レオフー・ツーリズム・グループ）は５年以内に傘下のホテル事業で４軒以上を新設する計画だ。荘豊如執行長（ＣＥＯ）は「今後３〜５年で六福集団は生まれ変わる」と事業拡大への意気込みを語った。17日付蘋果日報が報じた。
新設予定のホテル事業３ブランドのうち、高級ホテルの六福皇宮飯店（ザ・ウェスティン・タイペイ）は、台北市を中心に都市部で候補地を探っている。
中級ホテルの六福客桟（レオフー・ホテル）は台北市の南港駅前に、早ければ今年末にも総客室数400室のホテル１軒を新規開業する。また、現在の台北市松江路の１棟は都市再開発計画に乗じた建て直しによりグレードアップを図り、３年以内のリニューアルオープンを見込む。
観光リゾートホテルの六福荘（レオフー・リゾート）は台湾東部と南部でＢＯＴ（建設・運営・譲渡）方式によるホテル開発を現地政府と協議中で、２棟の新設を狙う。
