フォード車生産・販売、福特六和汽車の范炘（トーマス・ファン）総裁は10日の新春記者会見で、2016年に販売市場シェア３位入りを果たすと述べた。今月26日に台湾生産の小型ハッチバック「フィエスタ」のフルモデルチェンジ版を発売する他、今年半ばに輸入の９人乗り商用バン「トランジットカスタム」、第４四半期に輸入の中大型セダン「モンデオ」を導入し、商用車、中大型セダン市場に復帰する予定だ。11日付工商時報が報じた。
同社は昨年、台湾生産の中小型セダン「フォーカス」が好調となり、新車販売台数は前年比30.7％増の２万4,000台、市場シェア6.4％の５位だった。
范総裁は、2012年から黄金５カ年計画を始動し、「フォーカス」、「クーガ」、「エコスポーツ」など世界戦略車７車種を投入。これらが好評で販売台数が大幅に増加したと述べた。
劉継升・営銷処副総経理は、昨年は「フォーカス」などが供給不足にならなければ、数字はさらに良かったはずと語った。
