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鉄鋼・金属
作成日：2008年1月9日_記事番号：T00004857
中鋼07年売上高、２千億元を突破
鉄鋼価格上昇と市場の好況により、中国鋼鉄（ＣＳＣ）の2007年通年の売上高は前年比約２割増の2,079億台湾元（約7,000億円）となった。通年売上高が2,000億元を超えたのは初めて。中鋼は12月の売上高でも過去最高を更新した。９日付経済日報が報じた。
また、中鋼は第１～３四半期の税引き前利益が466億7,700万元だったが、証券会社では、第４四半期に鉄鋼製品価格を若干引き上げたことにより、07年通年の税引前利益は630億元前後、１株当たりの税引き前利益は約5.5元となると予測している。
中鋼幹部によると、中鋼が出資する中鋼運通は自前の船団を保有しており、原料運輸の75％を同社に委託しているため、海運コストが他のメーカーよりも有利だという。その分、原料や他の運送コストに回せ、加えて鉄鋼価格の引き上げも見込まれるため、経営陣は今年の利益に自信を持っているという。
