独Ｉｆｏ経済研究所の調査によると、台湾経済の６カ月後の見通しは９ポイント満点中8.5ポイントと、前年第４四半期比0.5ポイント上昇した。調査に協力した国家発展委員会（国発会）関係者は、台湾経済は回復軌道に乗ったと指摘した。14日付工商時報などが報じた。
６カ月後の見通しは、▽設備投資、8.0ポイント（同1.7ポイント上昇）▽個人消費、8.0ポイント（同0.5ポイント上昇）▽輸出、8.5ポイント（同１ポイント上昇）──など、軒並み「回復」を示す６ポイント以上だった。
ｉｆｏの世界経済気候指数（ＷＥＳ）は103.2ポイント（前回98.6ポイント）で、過去11四半期で最高だった。米国の量的緩和政策（ＱＥ）縮小の影響は限定的との見方だ。
