液晶テレビ、モニター受託生産大手、冠捷科技（ＴＰＶテクノロジー）はこのほど、2013年度の純損益が赤字に転落するとの見通しを明らかにした。５日付電子時報が報じた。
ＴＰＶは赤字の主因として主要市場の需要低迷と新興市場通貨の下落に加え、フィリップスとの合弁企業で、同社の液晶テレビの設計、生産、販売を手掛けるＴＰビジョンによる業績への貢献が遅れていることを挙げた。
同社の謝継琮・資深副総裁は先ごろ、13年度の液晶テレビの受託生産台数を1,600万台、液晶モニターの出荷台数を5,400万～5,500万台、売上高を110億～120億米ドルと予測していた。
