金融監督管理委員会（金管会）銀行局の統計によると、クレジットカード業界２位の国泰世華商業銀行（キャセイ・ユナイテッド・バンク）の有効クレジットカード（過去６カ月以内に使用記録があるカード）の枚数が１月末時点で初めて300万枚の大台を超えた。７日付工商時報が伝えた。
業界では、中国信託商業銀行（ＣＴＢＣバンク）の346万枚に次ぐ２位で、３位の玉山商業銀行（Ｅサン・コマーシャル・バンク）の242万枚に大きく差を付けた。
休眠カードも含めたクレジットカード流通枚数は、▽中信銀、565万枚▽国泰世華銀、436万枚▽玉山銀、357万枚──の順。
国泰世華銀は、グループの生命保険大手、国泰人寿保険が会員制量販店、コストコ（好市多）に店舗スペースを賃貸している関係で、コストコの提携カードの発行権を中信銀から奪ったことから発行枚数を伸ばした。
