ニュース 農林水産 作成日:2014年3月14日_記事番号:T00049157
豚肉価格の高騰が続いていることに関連し、行政院農業委員会(農委会)の陳保基主任委員は13日、2週間以内に卸売価格1キログラム(kg)当たり70~75台湾元(約230~250円)の適正水準に戻すと述べた。卸売価格は13日に81.52元まで上昇している。14日付中国時報が報じた。
市場に運ばれる豚。農委会は豚肉市場で不当な価格協定や買いだめ、売り惜しみがないか目を光らせている(中央社)
また陳主任委員は、端午節(旧暦5月5日、今年は6月2日)~中元節(旧暦7月15日、同8月10日)に伝統行事による需要増で供給不足が予想されるため、5月末に豚肉3,000トンを輸入し、価格抑制を図ると述べた。
江宜樺行政院長は、豚肉輸入で市場価格が暴落しないよう、中央畜産会が制御すると強調。なお、輸入豚肉に成長促進剤「ラクトパミン」(痩肉精)が使われているとの指摘に対し、誤情報だと語った。
行政院主計総処の石素梅主計長は、3月上旬に豚肉の小売価格が10%上昇しており、3月の消費者物価指数(CPI)は0.1ポイント上昇すると予測した。
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