ホテルチェーン大手、晶華麗晶酒店集団（ＦＩＨリージェントグループ）傘下、リージェント・ホテルズ＆リゾーツのMark Lettenbichler執行長は17日、５年以内に同ブランドが運営または運営を受託するホテルの数を世界で20～25軒に拡大すると明らかにした。18日付経済日報などが報じた。
リージェントブランドは、今年７月にヨーロッパ南東部のモンテネグロに、2016年には中国・重慶、西安に開業を予定している。現在、アジア、中東、欧州などでの開業を検討中で、特に知名度が高いアジアを好感している。
なお中国では大都市には世界的なホテルブランドの多くが進出を決めており、同社は地方都市に狙いを定める方針で、ハルビン（黒竜江省）や海南島を候補に挙げた。またインドネシア・ジャカルタでも開業に向け既に地場企業と契約を結んだという。
一方、同社が台湾で展開するブランド「晶英酒店（シルク・プレイス）」は４月末に台南に開業する。また、エコノミーホテル「捷絲旅（ジャスト・スリープ）」は既存の３軒に加えて今年、既に開業した高雄中正館、花蓮中正館を含め４軒の開業を見込み、客室数が800室を突破する予定だ。
