魯肉飯（豚肉のかけご飯）が有名な飲食店チェーン、鬍鬚張（フォルモサ・チャン、日本名ひげちょう）がこのほど、豚肉価格上昇を理由に、排骨（豚のスペアリブ）などの豚肉商品４品の単品、弁当価格を各５台湾元（約16円）値上げした。値上げ幅は5.1～7.7％で、豚足弁当は99元を104元に引き上げた。同社は先月にも弁当など商品12種類を値上げしたばかりだ。19日付蘋果日報などが報じた。
ひげちょうは価格は引き上げたが、量は減らしていないと強調した（18日＝中央社）
同社は、豚肉価格は前年同期比で36％値上がりしたことから、やむを得ず値上げに踏み切ったと説明。先月値上げしたのは鶏肉商品中心で、豚肉商品は１～２年値上げしていなかったと強調した。なお、看板メニューの魯肉飯は価格を据え置いた。
その他、台湾全土に200店舗を展開する弁当チェーン、悟饕池上飯包も鶏肉、豚肉価格の上昇を理由に来月５日から各５元値上げする可能性を示唆している。
