中台サービス貿易協定の議会承認をめぐる反対運動で、行政院に突入した学生らを警官隊が強制排除したことに抗議し、フェイスブック上で通常顔写真などを掲載するプロフィール写真を真っ黒にする動きが広がっている。25日付自由時報などが報じた。
作家の九把刀さん（本名・柯景騰）は、警察が警棒で丸腰の学生を攻撃したことを強く批判し、プロフィール写真を真っ黒にすることを呼び掛け、瞬く間に著名人を含む多くのフェイスブックユーザーが同調した。
九把刀さんはフェイスブック上で「学生らによる行政院への突入は民主主義にとって恥辱の１日では決してない。国家の危機にあって、国家の運命を変えることができるあなたが立ち上がらないことこそ民主主義の恥辱だ」と訴え、それを読んだ２万7,000人余りが支持を表明した。
