ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

1〜2月商業売上高、過去最高に【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年3月25日_記事番号:T00049348

1〜2月商業売上高、過去最高に【図】

 経済部統計処が24日発表した今年1〜2月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前年同期比2.1%増の2兆3,015億台湾元(約7兆7,000億円)となり同期としては過去最高を記録した。内需の回復傾向がうかがえる。経済部は、3月は▽衣替え▽自動車の在庫不足がメーカー増産で改善▽モバイルデバイス新製品の発売──など好材料が多いためプラス成長が期待できると説明した。第1四半期通期でも過去最高の3兆5,000億元に達すると予測した。25日付工商時報が報じた。

 1~2月商業売上高の内訳は、▽卸売業、1兆5,790億元(前年同期比2.1%増)▽小売業、6,526億元(同1.6%増)▽飲食業、699億元(同5.1%増)──と軒並みプラス成長を遂げた。

 2月単月の商業売上高は1兆619億元で、前月比14.3%減、前年同月比2.1%増だった。このうち卸売業は同4.8%増で、石化原料の輸出増などで「化学業」(同12.9%)の成長率が最高だった。小売業は春節(旧正月)後の非需要期で同3.8%減の2,971億元だったが、インターネット販売などの「無店舗販売業」(同6.1%増)と「自動車」(同4.0増)はプラス成長だった。飲食業は同0.7%減の338億元で、2月の春節休暇数が昨年より少なく、「レストラン」(同0.9%減)と「飲料店」(同1.6%減)がマイナス成長となった。