ニュース 電子 作成日:2014年3月28日_記事番号:T00049448
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長は27日、半導体産業の今後のトレンドについて、▽モノのインターネット▽ウエアラブルデバイス(装着型端末)▽スマートホーム――にチャンスが見込めるとの見方を示した上で、▽SiP(システム・イン・パッケージ)や3次元(3D)ICパッケージングといった先進パッケージング▽各種センサーと微小電子機械システム(MEMS)の統合▽超低消費電力――の3大技術を押さえてはじめて商機獲得の権利が得られると語った。28日付経済日報が報じた。

張忠謀董事長は「TSMCにはモノのインターネット時代にも成長を続ける技術がある」と強調した(27日=中央社)
張董事長は同日、台湾半導体産業協会(TSIA)の年次総会で講演を行い、スマートフォン、タブレット型パソコンに続く有力な応用先についての見通しを示した。

張董事長はまた、これまで半導体産業で長らく受け入れられてきた「ムーアの法則(半導体の集積密度は18~24カ月で倍増するとの予測)」について「あと5〜6年で適用できなくなる」との見方を示した。ただ、「モノのインターネットなどでは大量のチップが必要となるため、半導体産業の発展は今後も続く」と指摘した。
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