金融監督管理委員会（金管会）は１日、銀行が台湾元と特定外貨（米ドル、ユーロまたは日本円）の２通貨建てで利用可能なクレジットカードを発行することに同意した。発行申し込みは早ければ年内にも開始される見通しだ。２日付工商時報が伝えた。
２通貨建てクレジットカードは、台湾で使用時には台湾元建てで、海外で使用時には外貨建てで決済が可能で、利用代金は外貨預金から引き落とされる仕組み。
なお、人民元建てで利用可能なクレジットカードは、１日当たり２万人民元（約33万円）までという交換上限の制約を受け、決済に支障が出る恐れがあるといった理由から、当面は発行が見送られる。
