ニュース その他製造 作成日:2014年4月2日_記事番号:T00049532
中華経済研究院(中経院、CIER)が1日発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は60.6で、前月比10.3ポイントの大幅上昇だった。昨年3月(62.4)以来の高水準だ。中経院は、春節(旧正月)連休があった2月より営業日数が多く、特に新規受注指数と生産量指数が大幅に上昇したと指摘した。2日付工商時報が報じた。
PMIを構成する項目のうち、新規受注指数は65.7で前月比16.9ポイント上昇、生産量指数は64.6で同21ポイント上昇した。雇用指数(60.4、同8.4ポイント上昇)は16カ月連続、購買品在庫指数(57.9、同5.4ポイント上昇)は3カ月連続の拡大傾向となった。一方、サプライヤー納期指数は54.2で同0.2ポイント下落した。
業種別では高い順に▽電子・光学、64.7(同13.8ポイント上昇)▽電力・機械設備、59.3(同5.2ポイント上昇)▽食品・紡織、59.2(同13.2ポイント上昇)▽化学・バイオ医療、58.8(同5.2ポイント上昇)▽基礎原料、55.1(同10ポイント上昇)──となり、交通用具のみ53.8で同2.1ポイント下落した。
呉中書・中経院院長は、今後2~3カ月もPMIが55以上ならば、下半期の景気見通しはさらに明るいと述べた。
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