ニュース 電子 作成日:2014年4月11日_記事番号:T00049706
鴻海精密工業が10日発表した3月連結売上高は前月比18.11%増、前年同月比18.22%増の3,078億1,900万台湾元(約1兆円)で、2カ月ぶりに3,000億元台に回復した。同社主管は、春節(旧正月)が終わり3月は営業日数が正常に戻ったこと、パソコン、サーバー、ストレージなどの出荷が前月比プラス成長だったことが奏功したと説明した。11日付工商時報などが報じた。

第1四半期売上高は8,829億9,600万元で、前期比33.6%の大幅減だった。証券会社は、前期はアップルのiPhone5sやiPad Air効果で、売上高が過去最高だったためで、大幅減も想定の範囲内だと指摘した。前年同期比では9.15%増だった。
郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は以前、第2四半期の業績は前期とほぼ同水準と発言している。外資系証券会社の間では最近、4.7インチと5.5インチのiPhone6は第4四半期に発売され、鴻海は7月と9月に量産を開始すると予想されている。iPhoneやiPadの新機種で、鴻海の業績は第3四半期から大幅増が期待でき、通年では2桁成長が見込める。
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