ニュース 石油・化学 作成日:2014年4月11日_記事番号:T00049711
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の第1四半期連結売上高は4,941億7,800万台湾元(約1兆7,000億円)で前期比0.2%増とほぼ横ばいだったが、純利益は309億3,500万元と同40.6%増の大幅成長を見せた。特に台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)の株式売却益78億元が貢献した。11日付工商時報などが報じた。
各社の第1四半期連結売上高と純利益は▽台塑化、2,633億6,300万元(前年同期比6.3%増)87億5,600万元(前期比30.1%増・前年同期比8.7%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、1,013億5,100万元(同0.4%減)56億7,000万元(前期比74.9%増・前年同期比30%増)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)、774億7,400万元(同4.3%増)92億9,500万元(前期比45.2%増・前年同期比32.2%増)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、519億9,000万元(同3.9%増)72億1,400万元(前期比28.2%増・前年同期比31.2%増)──。
台塑、台化、南亜プラの3社は、第2四半期は石化産業の需要期で、稼働率向上により売上高がプラス成長するとの見通しを示した。一方、台塑化は今月から常圧蒸留装置(CDU)の年次保守を40日間行うため、石油精製量が1日51万バレルから36万バレルに減少し、第2四半期の売上高は成長が減速する見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722