ニュース 金融 作成日:2014年4月16日_記事番号:T00049777
中央銀行(中銀)の15日発表によると、3月末時点の外国為替取扱指定銀行(DBU)の人民元建て預金残高は2,118億6,400万人民元(約3兆4,700億円)と初めて2,000億人民元の大台に乗ったが、前月比では10.02%増と、昨年2月の開放以来で最低の伸びだった。16日付工商時報が報じた。
DBUとオフショア銀行部門(OBU)合計は2,683億9,200万人民元で、同8.64%増と過去8カ月で最低の伸びだった。
中銀関係者は、春節(旧正月)明けに人民元が大幅安となり、個人が3月から様子見に転じたと指摘した。
市中銀行関係者は、人民元安に続いて台湾元高となり、人民元建て定期預金が3%の高金利だとしても、為替差損をカバーできるほどでないと指摘した。
中銀の楊金龍副総裁は、DBUとOBUの合計2,500億人民元を超え、台湾の人民元オフショアセンター化に一定の成果が出たと述べた。
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