工業技術研究院（工研院）は17日、三井住友銀行とビジネスマッチングに関する業務提携の合意書を締結した。工研院が台湾全土に有する産業界、研究開発（Ｒ＆Ｄ）分野の企業ネットワークと、三井住友銀が抱える日本の幅広い法人顧客をつなぎ、日台企業の提携を促進する。
工研院の徐爵民院長は、三井住友銀との提携は日台企業間の技術協力を促し、台湾の経済発展や産業向上に資すると述べた。工研院は長年にわたって日台間の交流や提携の他、海外企業との提携、海外市場進出を支援してきた。今回の提携で工研院は日本進出を望む台湾企業への支援の幅が広がりそうだ。
ワイズメディアの取材に対し、三井住友銀は製造業を中心に、台湾進出を望む日本企業が多いと語った。
