金融監督管理委員会（金管会）はこのほど、生命保険業界団体の中華民国人寿保険商業同業公会（寿険公会）の提案を受け入れ、終身生命保険を即時年金、医療保険、据え置き年金、長期介護保険への切り替えを解禁する方針を固め、寿険公会に通知した。21日付工商時報が伝えた。
生保業界は、金管会が今年上半期にも解禁措置を実施するとの見通しを示した。
今回の見直しは、死亡後に遺族が受け取るしかなかった保険金を生前の生活資金に充てる道を開くもので、業界では1,500億〜1,600億台湾元（約5,100億～5,400億円）相当の保険が切り替え可能だと試算している。
