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エイサー4位転落、Q1のEMEA市場PC出荷【表】


ニュース 電子 作成日:2014年4月21日_記事番号:T00049873

エイサー4位転落、Q1のEMEA市場PC出荷【表】

 市場調査会社IDCが18日発表した統計によると、第1四半期のEMEA(欧州、中東、アフリカ)市場でのエイサーのパソコン出荷台数は210万5,000台と前年比12.9%減で、デルに抜かれここ数年では初めて4位に転落した。上位5社で唯一マイナス成長だった。19日付経済日報などが報じた。

 市場シェアは9.7%で前年同期の11%、前期の10.1%から下落した。同社はかつて欧州市場で長期にわたりシェア首位だったが、ここ数年タブレット型PCなどのモバイル端末の台頭で苦戦を強いられている。

 一方、華碩電脳(ASUS)は出荷台数187万台(シェア8.6%)で5位に付けた。今年はデスクトップPC戦略が奏功し、前年同期比7.2%増だった。

 なお、EMEA市場全体では同1.1%減の2,177万1,000台だった。マイクロソフト(MS)のOS(基本ソフト)、ウィンドウズXPサポート終了を受けた買い替え需要で、ビジネス向けに強いヒューレット・パッカード(HP)は同16.4%増の470万2,000台(シェア21.6%)で首位を維持。2位は同33.3%増の大幅成長を見せた聯想集団(レノボ)が345万8,000台、3位はデルが同9.6%増の245万3,000台だった。