エアコン世界最大手、ダイキン工業は2015年度目標の売上高２兆円のうち、台湾総代理店、和泰興業に400億円を担わせる。家庭用エアコン販売目標は20万台。22日付工商時報が報じた。
ダイキンの植松弘成・常務執行役員は、台湾の市場規模は工場を設置する基準に達していないが、和泰興業は海外子会社以上のパフォーマンスを挙げており、重要なパートナーだと指摘した。
和泰興業の第１四半期販売台数は家庭用エアコンが前年同期比20％増の４万5,500台、セブン−イレブンなど小型店舗向けが同38％増の1,600台と好調で、売上高は同22％増の23億元（約78億円）だった。インバーター冷暖房エアコンの販売構成比は40％から60％まで拡大した。今年は家庭用エアコン販売で前年比10％増の16万5,000台が目標だ。
