労働部労働力発展署（労発署）の統計によると、３月の新規求人倍率は2.36倍と３カ月連続で改善した。1998年７月以来の最高で、３月としては99年以来の最高。23日付工商時報が報じた。
新規求職者は前月比9.2％増の６万7,328人、求人数は15.46％増の15万8,725件で、求人倍率は同0.13ポイント上昇した。
求人数5,000件以上の業種のうち、宿泊・飲食が前月比33.81％増と最も伸びた。一方、求人数の最多は製造業で、同5,040件増の約７万2,000件だった。
製造業では、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が今年の工場拡張計画に伴い台南市で求人数が1,500件以上、鴻海精密工業は新北市でソフトウエア設計のエンジニアなど求人数が1,100件を超えた。
