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Q1商業売上高が同期過去最高、飲食・小売りで伸び【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049945

Q1商業売上高が同期過去最高、飲食・小売りで伸び【図】

 経済部統計処が23日発表した第1四半期の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前期比5.5%減、前年同期比2.1%増の3兆4,682億台湾元(約11兆7,000億円)で、同期としての過去最高を記録した。個人消費を反映する小売業と飲食業が前年同期比3%以上のプラス成長で過去最高となった他、卸売業も過去2番目を記録。楊貴顕副処長は「商業全体が力強さを増している」と述べた。24日付工商時報が報じた。

 

 第1四半期商業売上高の内訳は、▽卸売業、2兆3,954億元(前年同期比同1.5%増)▽小売業、9,667億元(同3.2%増)▽飲食業、1,062億元(同5.3%増)──。

 なお3月の商業売上高は前月比13.4%増の1兆1,850億元で、前年同月比では7カ月連続のプラス成長となった。内訳は▽卸売業、8,384億元(前月比17.7%増、前年同月比0.3%増)▽小売業、3,125億元(前月比4.9%増、前年同月比4.6%増)▽飲食業、341億元(前月比1.9%減、前年同月比4%増)──。飲食業はレストランが春節(旧正月)の反動による非需要期で伸び悩んだ。

 4月の商業売上高について楊副処長は、児童節・清明節の3連休(4月4〜6日)や母親節(母の日、5月11日)セールの前倒し効果で百貨店や量販店、コンビニエンスストアなどで伸びが期待でき、小幅ながらプラス成長が期待できるとの見方を示した。