ニュース その他製造 作成日:2014年4月24日_記事番号:T00049953
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は23日、2014年の製造業生産額は前年比3.1%増の17兆7,300億台湾元(約60兆円)との予測を示し、2月の予測値から約100億元下方修正した。下方修正の理由についてIEK区域研究部の陳志強経理は、アジア経済が年初に予測したほど良くない他、第1四半期の輸出成長率がわずか1%と過去11年の同期平均10.4%を大きく下回ったことを挙げた。24日付蘋果日報などが報じた。
第1〜4四半期の生産額は順に▽4兆1,100億元(前年同期比2.66%増)▽4兆3,900億元(同3.27%増)▽4兆8,100億元(同3.19%増)▽4兆4,200億元(同3.23%増)──と予測した。
IEKはまた、製造業の成長が前年より減速する確率は第1四半期から順に▽2.19%▽2.80%▽15.79%▽27.88%──と後半ほど高くなると予測した。陳経理によると、輸出におけるライバルの韓国が第3〜4四半期にも中国と自由貿易協定(FTA)を締結する可能性があるためだと説明した。
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