イタリアの高級車、マセラティの台湾総代理店、台湾蒙地拿は24日、「ギブリ」の入門車種で４ドアセダンタイプを発表した。ギブリはかつてはスポーツカーに付けられた名称だったが、４ドアセダンとして2013年から復活した。販売価格は412万台湾元（約1,400万円）から。今年の販売台数は昨年から倍増の200台以上を狙う。25日付中国時報が報じた。
黄怡超・台湾蒙地拿総経理は、同車種で300万元台のメルセデス・ベンツ、ＢＭＷ所有者の買い替え商機獲得を目指すと語った。今年同社の４ドアセダンの売上構成比は４割に上る見通しだ。
黄総経理は、台湾自動車市場は昨年以来回復基調にあり、高級車の今年の成長余地はまだ１割はあるとの見方を示した。
マセラティのショールームは台北、台中、高雄に各１カ所を展開。現状では拡大する予定はないという。
