ニュース 金融 作成日:2014年5月6日_記事番号:T00050143
国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)が発行したクレジットカードの4月決済額が275億台湾元(約930億円)に上り、20年以上首位を維持していた中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)の258億元を初めて上回った。国泰世華銀の首位浮上は、会員制量販店、コストコ(好市多)の提携カード発行権を昨年、中信銀から奪い取ったことが大きな要因だ。6日付工商時報などが報じた。
コストコ提携カードの4月決済額は65億元と全体の約24%を占め、1月の過去最高75億元に次ぐ高水準だった。
中信銀のコストコ提携カード発行枚数は70万枚だったが、昨年末に国泰世華銀に切り替えられた後、増加が続き、現在80万枚を超えている。中信銀はゴールド、プラチナカードのみだったが、国泰世華銀は上位のVISAシグネチャー、VISAインフィニットカード(年収60万元、200万元以上が申請条件)を発行したことも決済額を押し上げた。半分を占めるシグネチャーカードは店内利用で1%還元の他、店外利用でも0.5%還元があり、コストコ以外での利用も増えた。
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