ニュース その他分野 作成日:2014年5月21日_記事番号:T00050447
経済部統計処が20日に発表した4月の輸出受注額は388億7,000万米ドルで、前年同月比8.9%増で3カ月連続のプラス成長だった。4月としても過去最高を更新し、5月はさらに上回る見通しだ。21日付工商時報が報じた。
製品別輸出受注額は、精密機器が27億4,000万米ドル、前年比13.3%減と唯一前年を下回った。マイナス成長は過去最長の12カ月連続だ。林麗貞統計処長は液晶パネルの需要が予測を下回っている他、日中韓との競争激化で価格下落に陥っていることが主因と説明した。
一方、電子製品は97億6,000万米ドルで前年比16.6%増と伸び率が最大だった。情報通信製品は94億7,000万米ドルで同6.9%増だった。林処長は通常上半期はハイテク製品の非需要期だが、モバイル端末の需要増でファウンドリー、ICチップ、DRAMなどのサプライチェーンの受注が旺盛と指摘し、世界的に景気が回復してきたしるしだとの見方を示した。また、機械製品は同12.4%増の19億5,000万米ドルと過去最高だった。設備投資への需要が大幅に増加しており、欧米で増加傾向にあるという。
各国・地域別の輸出受注額は上位から、▽中国、102億2,000万米ドル(同3.9%増)▽米国、92億9,000万米ドル(同5.7%増)▽欧州、64億7,000万米ドル(同6.9%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国、45億5,000万米ドル(同14.7%増)▽日本、35億4,000万米ドル(同30%増)──と軒並みプラス成長だった。
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