メディア大手、旺旺中時媒体集団は20日、中国国営の通信社、新華通訊社（新華社）と戦略提携する内容の覚書を結んだ。21日付中国時報が伝えた。
北京で行われた覚書調印式には、旺旺中時の蔡衍明董事長、新華社の李従軍社長らが出席した。
蔡董事長は、これまで中国時報は新華社と20年余りにわたり積極的な交流を行ってきたが、ニューメディアの発展に合わせ、さらに協力を強化していくことにしたと説明した。
今後双方は定期、不定期の幹部相互訪問、各業務レベルでの交流を行い、互恵原則の下で協力を進める。また、積極的に協力分野の開拓にも務める。
蔡紹中同社総裁は「中国のニューメディアは急速な発展を遂げており、市場も大きく、競争も激しい。台湾のメディア環境に比べると、革新的なモデルや変化が存在している」と中国に学ぶ点が多いと指摘した。
