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UMC5月売上高、過去最高の119億元


ニュース 電子 作成日:2014年6月10日_記事番号:T00050838

UMC5月売上高、過去最高の119億元

 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が9日発表した5月連結売上高は前月比3.5%増、前年同月比9.8%増の119億3,000万台湾元(約410億円)で過去最高となった。通信用チップおよび液晶ディスプレイ(LCD)用ドライバのIC顧客からの受注が好調だったことが主因だ。10日付経済日報が報じた。

 UMCは28ナノメートル製造プロセスの良品率が安定し、第2四半期売上高の1%を占めると指摘。また下半期には28ナノ高誘電率膜・金属ゲート(HKMG)プロセスも量産に入るため、第4四半期には多結晶シリコン酸窒化膜(ポリSiON膜)の売上高を上回り、通年では28ナノプロセスの売上高構成比が5%以上に拡大すると予測した。

 なお同業の世界先進積体電路(VIS)が同日発表した5月連結売上高は前月比2.8%増、前年同月比8.8%増の19億4,000万元で過去最高を更新した。

 証券会社は同社のLCDドライバ、電源管理ICの出荷が増え続けており、第2四半期は設備稼働率が100%と指摘。第2四半期の売上高は前期比2~6%成長し、過去最高を更新すると予測した。