台湾マイクロソフト（ＭＳ）は10日、据え置き型ゲーム機「Xbox One（エックスボックス・ワン）」を９月23日に発売すると発表した。小売価格は１万2,980台湾元（約４万4,000円）、ジェスチャー認識のKinect（キネクト）センサー付きは１万5,980元。11日付工商時報などが報じた。
エックスボックス・ワン発売日の発表に続き、世界最大のコンピューターゲーム関連見本市、Ｅ３（エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ、10～12日）が、米国ロサンゼルスで開催されている。年末の需要期に向け、台湾のサプライチェーンに恩恵がもたらされそうだ。
証券会社によると、エックスボックス・ワンは鴻海精密工業（フォックスコン）が組み立て、光学レンズは▽新鉅科技（ニューマックス・テクノロジー）▽亜洲光学（アジア・オプティカル）▽大立光電（ラーガン・プレシジョン）──、電源は▽台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）▽群光電子（チコニー・エレクトロニクス）▽光宝科技（ライトン・テクノロジー）──が供給する。
