不動産仲介の大京リアルドは、台湾投資家向けに、大京グループが分譲するマンションやリノベーションマンションブランド「リノアルファ（Renoα）」の販売、中古物件の仲介を強化する。
現地法人の台湾大京は台湾投資家向け窓口を開設しており、同社ウェブサイトに東京を中心とした不動産情報などを掲載する他、日本の不動産に興味がある投資家を対象に毎週火～金曜日にセミナーを開催する。また、東京の大京リアルド内にソリューション課を設け、購入後も賃貸管理から売却まで全面的にサポートする。これにより、グループで不動産の紹介から契約、賃貸管理、売却まで一貫したサービスを提供する。
体制強化の背景には、台北より東京の不動産価格が割安な上、マンション投資利回りも高いことなどから、台湾投資家による東京を中心とした日本不動産への投資が増加していることがある。
