18日付経済日報によると、電源ケーブルやコネクターを製造する良維科技（ロングウェル）は、下半期から世界４位の自動車部品メーカー、古河電気工業にワイヤーハーネスの供給を開始するもようだ。将来的にはコネクターにも範囲が拡大する可能性がある。
観測が事実とすれば、ロングウェルが自動車用に部品を供給するのは初めて。自動車用部品は情報通信向けより価格が安定しているため、同分野の受注を積極化しているとされる。
ロングウェル広報担当者はワイズニュースの取材に対し、「内容については公表できない。ただ、将来的に古河電工と提携する可能性はある」とコメントした。
なお同社はワイヤレスオーディオシステムの米SONOS（ソノス）、英家電メーカーのダイソンからも電源ケーブルなどの製品を受注したとされ、今年の業績成長の柱となりそうだ。
