新興通信キャリアの台湾之星移動電信（台湾スターテレコム）は24日、韓国の通信キャリア大手、ＬＧユープラスと戦略提携を結んだと発表した。第４世代（４Ｇ）移動通信サービス開始に向け、ＬＧユープラスが４Ｇ事業で培った▽ネットワーク構築▽マーケティング▽販売──などの知恵を借りる。25日付工商時報などが報じた。
魏董事長（右４）は年末時点で４Ｇ人口カバー率95％とし、業界最高を目指すと述べた（24日＝中央社）
第３四半期予定の４Ｇサービス開始について魏応交・台湾之星董事長は、このほどアップルの認証に合格しており、時期が来れば発表すると述べた。市場では、早ければ７月の開始が予想されている。
李昌雨ＬＧユープラス副社長は、台湾之星は若いブランドらしい活力が感じられ、将来通信業界を大きく変える「スター」になり得ると語った。
ＬＧユープラスは韓国４Ｇ市場シェア25%で、上位３位に入る。携帯電話ユーザーは約1,000万件で、固定電話、ブロードバンド、ＩＰテレビを合わせると約1,900万件。
