ニュース その他分野 作成日:2014年6月30日_記事番号:T00051224
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した6月の消費者信頼感指数(CCI)は前月比1.99ポイント上昇の87.58ポイントで、2001年の調査開始以来で最高を記録。消費者の景気見通しが好転している状況がうかがえた。CCIは0~100ポイントまでを「悲観傾向」、100~200ポイントを「楽観傾向」としており、これまで100ポイントを超えたことはない。28日付工商時報が報じた。
6月は調査対象6項目のうち5項目で前月比上昇した。上昇幅が最大だったのは「今後半年間の株式投資機会」で、5.5ポイント上昇し過去3年半で最高の97.2ポイントとなった。
台経中心の呉大任主任は、19~21日の調査期間中は台湾株式市場の加権指数が2008年の馬英九総統就任以来の最高の9,316ポイントを付けるなど好調だった他、株主総会が集中し、黒字決算が多かったため、投資家が信頼感を高めたと指摘した。
その他調査項目の内訳は上昇幅が大きい順に▽「今後半年間の台湾景気」、81.8ポイント(前月比3.15ポイント上昇)▽「今後半年間の家庭経済」、79.5ポイント(1.95ポイント上昇)▽「今後半年間の就業機会」、111.6ポイント(1.25ポイント上昇)▽「今後半年間の物価水準」、46.8ポイント(0.35ポイント上昇)──。一方、「今後半年間の耐久消費財購入」は108.6ポイント(0.25ポイント下落)となった。
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