ニュース 機械 作成日:2014年6月30日_記事番号:T00051238
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は27日、今年7月以降に毎月100台以上のロボットを出荷するという従来目標について、「達成は問題ない」と述べた。ロボットの売上構成比は今年1割に達し、来年以降も成長を続けるとの見方だ。28日付蘋果日報などが報じた。

卓董事長は「下半期の業績は上半期より良くなる」との楽観見通しを示した(27日=中央社)
卓董事長によると、半導体産業向けロボットは顧客の6インチ、8インチウエハー工場で動作検証に合格し、今後は顧客の需要に合わせて量産を始める予定だ。
また、約10年間開拓してきた医療用ロボット分野では、中国医薬大学(台中市)と共同で実験を行ってきた歩行リハビリ支援ロボットを年内に出荷できる見込みだ。中国でも年内に販売許可が下りる見通しで、既に日本の大手医療関連メーカーが購入を検討しているという。
この他、自動車分野では特殊ボールねじが電動パワーステアリング(EPS)システムに採用されたと明かし、今後は次世代の電子制御ブレーキシステムへの部品供給を目指すと述べた。イタリアの一次請け(Tier1)メーカーとの提携では路上走行テストが完了し、来年初めにも認証を取得できる見通しだ。
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