ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年6月30日_記事番号:T00051239
カナダが2012年以降、台湾の溶接炭素鋼鋼管に54.2%の反ダンピング(不当廉売)関税を適用している問題で、経済部はこのほど、世界貿易機関(WTO)の紛争解決制度に基づき、カナダに交渉を申し入れた。28日付工商時報が伝えた。
反ダンピング関税適用により、台湾の溶接炭素鋼鋼管の対カナダ輸出額は12年の1,900万米ドルから昨年は500万米ドルまで減少した。
経済部経貿交渉代表弁公室は「対象となっている台湾メーカー2社のダンピング率は2%未満であり、WTOの反ダンピング協定に基づき直ちに調査を中止すべきだが、カナダは規定通りに対応していない」と説明した。
カナダはWTO協定に基づき、経済部の申し入れに対し10日以内の回答、30日以内の協議開催を行う見通しだ。
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