ニュース 電子 作成日:2014年6月30日_記事番号:T00051240
30日付工商時報によると来年、第4世代(4G)移動通信システム免許発給の周波数帯に対する第2回目の競争入札が実施されるもようだ。国家通信伝播委員会(NCC)は最近、行政院主計総処に対し、2015年度の2,600メガヘルツ(MHz)帯域の競争入札による落札金として300億台湾元(1,020億円)の歳入があるとの見通しを報告したという。ただこれは最低落札価格で、最終的には競争メカニズムによって落札額が決定することになる。
NCCは2,600MHz帯域のうち190MHzを開放し、そのうち140MHzをLTE、50MHzをTD-LTE向けに提供する計画とされる。
昨年10月に行われた700、900、1,800MHz帯域の競争入札の際は、計270MHzを27のブロックに分割したことから入札額が跳ね上がり、業者から不満の声が上がった。このため2,600MHz帯域では、各界の意見を聴取し、より受け入れやすい方式に変更される見通しだ。
なお今回の競争入札には、3大通信キャリアの他、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ)、台湾之星移動電信(台湾スターテレコム)が参加を表明している。
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