長栄航空（エバー航空）は１日、台北（桃園）～石家荘（中国河北省）線に就航した。続いて、傘下の立栄航空（ユニー航空）が６日温州（浙江省）に、エバー航空が７日太原（山西省）に就航する。２日付工商時報が報じた。
張国煒エバー航空董事長（左）は政府に対し、中台航空路線に対する以遠権開放や、中国人旅行者の受け入れ上限緩和を訴えた（１日＝中央社）
石家荘線は、河北省から台湾への旅行客が主なターゲット。当面は火曜日のみ、９月２日から木曜日を加え週２便を運航する。フライトスケジュールは▽桃園発・午前９時30分、石家荘着・午後１時５分▽石家荘発・午後２時40分、桃園着・午後６時──。
温州線は、木、日曜日の週２便。▽桃園発・午前９時15分、温州着・午前10時40分▽温州発・午前11時50分、桃園着・午後１時15分──。中国国際航空（エアチャイナ）との共同運航で週７便体制とする。中台のビジネスや旅行市場の活性化を見込む。
太原線は、月、木曜日の週２便。▽桃園発・午前９時45分、太原着・午後１時５分▽太原発・午後２時45分、桃園着・午後６時５分──。太原市からの訪台者は2010年の延べ１万人から13年に７万5,000人まで増え、今年は10万人以上の見通しだ。山西省には雲岡石窟や懸空寺といった名所があるため、台湾からの旅行者も見込める。
