発光ダイオード（ＬＥＤ）大手、隆達電子（レクスター・エレクトロニクス）が２日発表した６月の連結売上高は13億5,500万台湾元（約46億円）で、前月比7.4%増えて過去最高だった。ＬＥＤ照明、液晶テレビや携帯電話のバックライト向けの旺盛な需要を受けたものだ。３日付工商時報などが報じた。
第２四半期売上高は前期比17.6%増の37億9,200万元で、過去２番目に高かった。現在ほぼフル稼働で、受注見通しは１カ月〜１カ月半先まで立っている。第３四半期はパッケージング（封止）新生産ラインが相次いで稼働するため、業績見通しは明るい。
ＬＥＤ最大手、晶元光電（エピスター）の璨円光電（フォルモサ・エピタキシー）合併計画についてレクスターは、▽業界が秩序を取り戻し、値下げ競争が緩和▽エピスターが前工程に注力し、後工程のメーカーにとって脅威が和らぐ──と効果を予測した。
