ニュース 金融 作成日:2014年7月16日_記事番号:T00051560
中央銀行(中銀)が15日発表した市中銀行の人民元業務統計によると、オフショア銀行部門(OBU)の人民元建て預金残高が6月末時点で526億5,200万人民元(約8,600億円)となり、前月末に比べ42億4,600万人民元(7.46%)急減した。電子メーカーが人民元資金を海外に送金したことが主因とみられる。
台湾の銀行全体のOBUと外国為替取扱指定銀行(DBU)を合わせた人民元預金残高は2,927億3,800万人民元で、伸び率が2カ月連続で1%以下にとどまった。一連の傾向が人民元預金ブームの後退を示すものかどうか注目される。
16日付経済日報によると、中銀関係者は電子メーカーが人民元資金を海外送金した理由について、米ドルなど上昇傾向を示す通貨への預け替え、高金利の人民元建て債券への投資などを挙げている。
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