新北市の不動産市場では同市初となる坪単価100万台湾元（約340万円）超えの高級マンションが誕生するか注目が集まっている。17日付経済日報などが報じた。
このマンションは新北市の新板橋駅特定専用区（新板特区）にある超高級マンション「謙岳」（全45戸）で、内政部の不動産実売価格登録情報によると、今年３〜５月に売買された19戸の成約額は１億1,300万〜１億5,300万元と全て１億元を上回った。１坪当たりでは69万5,000〜89万4,000元だが、最高階の物件は依然売買されていないため、坪単価100万元超えも十分にあり得るとの見方だ。なお、現在の同市坪単価最高額は「橋峰」（板橋区、446戸）の90万7,000元。両物件とも大陸工程（コンチネンタル・エンジニアリング）が手掛けている。
「謙岳」は新站路沿いに位置する地下３階、地上26階建てで、大陸工程が建設した。各戸とも170〜210坪と坪数が大きいのが特徴。
